GWに地球を防衛していた話。

GW中は人混みを避けたというのも相まって『地球防衛軍』に5日間で25時間費やすこととなりました。

みなさんは地球防衛軍というゲームをご存知でしょうか。

名前そのまま地球を防衛するゲームです。

大きな虫やらエイリアンやらが地球に来られるのでそれを迎撃します。

ただそれだけを何ステージにも渡って繰り返すだけのゲームなのにどうしてハマってしまったのでしょう。

これはパチンコなどに近しいものを感じます。

敵を倒すと稀に武器を落とすのですがそれを集めたいが為に血眼になっているような気がします。

それに加えて適度な難易度がやる気を削がず、飽きも生まないのかもしれません。

こういった不確定な報酬に人は1番執着するようなのですが、元を辿ればスマホなどでSNSを意味なく見てしまうのもこの行為の強化が深く関係しているようです。

面白い投稿がされるのは不確定的なものですからね。

さらに言うと、依存が強まると、使命感や義務感で視野が狭まり自分ではどうしようもなくやめられなくなってしまいます。

スマホを見なきゃと思ってしまったり、ギャンブルに使命感で走ってしまうのと同様、このGW中、もしかすると私は地球を守ることを使命として感じている節があったのかもしれません。

『地球を守ることが使命』

これが善であることは疑う余地もありません。

私は休日にも関わらず毎日5時間も使命を全うしていたのです。

大きなやりがいを感じていたことは言わずもがなです。

しかも家に籠ることで現実世界も蔓延防止に努めていたことにもなります。

私は同時に複数の次元で世界を救っていたのです。

みなさん、悪いことは言いません。

EDFに入隊しましょう。

現在EDFは深刻な人材不足に陥っているので、入隊すると2万ドル報酬を出すと司令官が言っていました。

今がチャンスなんです。

一緒に世界を救いましょう。

一足先に”高み”で待っています。

なんて。

はい。

なんとかしてお風呂で本を快適に読む方法を模索していましたが、すっかり諦め入浴に集中することにしました。

今日の出来事や明日の予定を考えずにお風呂に入ることだけを行うと案外良かったです。

温めたタオルで目の疲れも癒してやるとなお良いです。

目を閉じれば、沖縄やらハワイやらの『こういう大きさの湯船』のあるホテルに泊まった気分にもなれます。

時間をゆっくりに感じられるので、シングルタスクの生活も捨てたものじゃありませんね。

お疲れ様でした。

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