年末、実家には大学4年生の弟の友達が遊びにきてるらしかった。
しばらく泊まるのはまだいいとして、弟が遊びに出かける中うちでずっとお留守番するらしい。
帰省前日にそれを知った私はその意味のわからなさに怯み、帰省を1日遅らせてしまった。
帰省自体なしにしようと思ったけれど、何もしないが醍醐味の年末年始に実家は必要不可欠でこの1日が警戒心を表現する最大だった。
弟不在の食卓で一緒にお酒を飲む。
意味わかないけどね、年末がそうさせるんだわ。
知らなかったけれど
年末をお留守番する彼は弟と同じスポーツをする古くからの友人で、日本2位。
努力のできる天才でした。
想像とは違う意味でやばいやつ。
彼曰く、人生とは自己実現の過程。
目標のためにひたすらに努力を繰り返すものらしい。
私のような凡人が言う
口では言えるんだけどね、を本当にやってのける人たちの1人。
現に夢を叶えるために数ヶ月後には海外にいると。
決断するのに勇気はいらないなんてどうか若気の至りであってほしい。
お酒を飲んでなかったら目に見えない何かで圧死するところだった。
憧れとか劣等感とか?
こういう人のすごいところはその有り余るエネルギーを他人に渡してくるところ。
悲しきかなそのエネルギーを年末にうちに置いて帰っていった。
おかげで新年の目標も軽々しく言えなくなってしまった。
見られてるわけでもないのに。
定期的にこの類の人物が目の前にふと現れる現象の名前。教えてください。