今なお人気のFUJIFILM X-pro2を1年使った感想【作例あり】

今回はFUJIFILM X-pro2を購入して約1年が経ちましたのでその感想を紹介していこうと思います。

購入直後のファーストインプレッションと比較しながら紹介していきますので下記の記事も是非。

なぜ今更X-pro2なのか?

X-pro2は2016年に発売されました。

その後2019年にその新作となるX-pro3が発売され現在に至ります。

X-pro2は1世代前の6年も前に発売されたカメラです。

X-pro3ではなく、なぜX-pro2を購入したのか。

理由は以下のことが挙げられます。

  • 外観に大きな差がない
  • 操作性が良い
  • 旧世代機のため安価で手に入る
  • 気軽に、そして手軽に使いたかったので性能を重視しなかった

X-pro3ではカラーバリエーションが豊富になりましたが、私の場合、ブラック1択だったので問題になりませんでした。

X-proシリーズのコンセプトは“窓(ファインダー)から美しさを発見しよう
そのためデザインもシンプルでファインダーに集中できるような工夫が施されいます。

X-pro3ではそのコンセプトがさらに洗礼され、液晶パネルは折り畳まれ、十字ボタンは廃止。

シャッターを切ればその写真は自分唯一のものというフィルム時代の良さも表現されているようでうが私の場合、不便に感じてしまいました。

価格はX-pro3はおよそ196,000円

X-pro2はフリマアプリで90,000円で購入しました。

今も変わらないかっこよさ

1年前の記事から褒めに褒めてた外観の良さは今も変わらずです。

OVFが気に入ってるならX100シリーズもあるし、

手軽さならX-Eシリーズの方が遥かにいいです。

それでもこのX-proシリーズを選んだのは見た目が良かったからに他なりません。

首からぶら下げて散歩したくなるような、そんなカメラです。

まじで良い。

性能について

そんなX-pro2ですが、性能は良くはないです。

一応なんでも撮れはしますが、動体には弱く、連写もほどほどです。

6年前に発売されたカメラということももちろんですが、X-proシリーズは動画や連写機能をそこまで重視していない?かもしれません。

前述しましたがデジタルながらアナログの良さを追求しているシリーズになるのでファインダーを覗いて1枚入魂がこのカメラの正しい使い方だと思います。

具体的にX-pro2を使っていて不満に思った点は、

  • フィルムシミュレーションが少ない
  • 画質設定で変更できる項目が少ない
  • 顔認識が弱い
  • USB充電ができない

くらいです。

書き出すとなかなか致命的な気もしますが、上の2つについてはFUJIFILMの新世代機を触っていなければ気にならないし、顔の認識も止まってもらえれば問題ありません。

充電については専用の充電器が必要なので、それも知らずボディだけ購入し充電ゼロのまましばらく使用できませんでした。

ファインダーについて

購入レビューで触れていたOVF(光学ファインダー)ですが、実際のところ全く使っていません。

あれだけ言っていたのに...。

理由は視差が気になるところと

実際の写りをライブで確認できないところです。

最初は気にせず撮影していましたが、現像してから次第に思ったのと違うと思うようになってしまってやめてしまいました。

OVF使用時に小窓でEVFを表示することもできますが、画素数もそこまでなので注視する必要があり結局その小窓EVFしか見てないなんてことも。

光量十分な時間帯の散歩でたまに使う程度にとどまっています。

作例紹介

マイナスな点も多く述べてしまいましたが、

X-pro2は安価で手に入る、写りの良さを追求した最高にかっこいいカメラです。

それ以外の性能には一瞥もくれない渋さもあります。

X-pro2を購入するとなかなか手放せなくなるユーザーさんの気持ちもよくわかります。

最後にこの一年の作例を紹介して終わろうと思います。

使用しているレンズはすべてフジノンレンズXF35mmF1.4Rです。

撮影時期によって画質設定などに変更があります。

前回投稿記事はこちら

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