SuperTakumarおまけの話

桜の季節がやってきました。

時勢のおかげで座って花見も難しいとは思いますが、少しでも春の醍醐味を楽しみたいものです。

先週は朝早くに何度か桜を撮りにいきましたが、名所でもない限り桜でも見飽きるんですね。

今しか撮れないの強い限定感に煽られてるだけかもしれないと思ってしまいました。

でも、もしかしたらカメラのシャッターを切る理由の根本、大元にあるのはその強い限定感なのかもしれません。

ただの日常でももう2度と今日はないという限定感。

過去の失敗や未来の心配ばかりが頭を支配して今を生きていないのはもったいない。

カメラからの強いメッセージを感じます。

ありがとうございました。

そんなことを思った日の話です。

前回紹介したオールドレンズ、SuperTakumar55mmF1.8はミラーレス機に使用するために購入しました。

比較的安価で購入できるレンズですが、かなり良い味の写りする良いレンズです。

しかしながら元々このレンズはフィルムカメラ時代に製造された物。

どうせならフィルムでも撮ってみたいと思って試し撮りしていたのを忘れていました。

Nikon F-501。

シャッター自動巻き上げのカメラです。

店頭で3000円ほどで販売してあったものを購入しました。

フィルムカメラはやはり手動巻き上げの方が人気みたいです。

露出補正も手動のカメラがいまだに高額なのはやはりそこはライカたる所以なのでしょうか。おどろきです。

M42Nikonマウントアダプターは薄い物の購入したのでコンパクト。

作例は秋の写真です。

ミラーレス一眼とはまた違った味のある写真。

まさにフィルムといった描写になりました。

フィルムカメラってなかなか難しいですね。

撮り直しもできないし、感光させてしまったら終わり。

それにフィルムや現像にもお金が要ります。

それに見合った写真が撮れるのも事実ですが、、、。

かくいう私もお試しで買ったKonica c35efでフィルムカメラの良さに気づきミラーレスではなくフィルムメインで撮りたいと思っていた時期もありました。

さらに言うと海外からまとめてフィルムを購入し安く仕入れようとしたり、現像の原理は知っていたので薬品揃えて自家現像しようとしていた頃もあります。

周りに止めてくれる人がいるのは大事なことですね。

あと一歩で市役所に廃液の取扱について電話するところでした。

今思えば薬品購入前に踏みとどまれてよかったです。

せめてものネガフィルムのデータ化も、結局ホコリ混入問題やネガポジ反転が納得いかなかったりで断念しましたし、結論、フィルムカメラは高くつく趣味だとわかってよかったです。

でもやっぱり難しいにロマンを感じてしまうので、現像はいつか挑戦するかも。

成功したら副業で稼げるかもなんて思いながら過ごしてる日々です。

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