カレーってスパイスから作る必要ある?話。

毎日健康ニート生活7日目。

のこり4日となりましたが、相も変わらず田舎で自適な生活をしています。

釣りして、寝て、本読んで、寝て、カレー煮込んで、釣りして寝る生活。

そんな平凡な日々の中でも前回も申し上げましたが、長期連休におけるカレー作りには並々ならぬ思いがあったわけです。

現時点での楽しいスパイスからのカレー作りの感想を言わせていただくと、

思ってたんと違う。

これにつきます。

みなさんの中にも、スパイスからカレーを作ってみたい。と思われている方も居られるかと思いますが、材料を揃える前に1度立ち止まることをオススメします。

スパイスからのカレー作りの最初で最大の壁は材料集めにあります。

恐ろしい。こだわればこだわるほど集まりません。

シナモンには外皮と内皮があって、それぞれ風味が違うなんて知らない。

青唐辛子は季節によっては売っていないなんて知らない。

フェヌグリークは市販ではほぼ売っていない。

用途が違うので原型のままのスパイスとパウダースパイスは元が同じでもそれぞれ必要。

だいたいの材料はネットで揃いますが、値段が高いので目をつむって何もみずに買います。

それが嫌なら別のもので代用するか、そもそも使わない手がありますが、スパイスはそれ自体がどんな風味なのかわからないから抜くに抜けません。

調べてもどのスパイスも『これぞカレー!といえるスパイス』と説明されているのでしっくりきません。

私のカレー作りは材料集めで一度頓挫します。

それでも如何せん暇で仕方ないので、無いものは無い。代用は雰囲気できそうならすることにしてとりあえず作ってみることにしました。

フェヌグリークはない。

青唐辛子も探し回って結局見つからなかったけど、市内のスーパーにハラペーニョはありました。

夏が旬の青唐辛子は無くてハラペーニョはある。なんなんだスーパー。

調べてみると青唐辛子もハラペーニョもどの範囲の唐辛子を指しているかの違いのようです。こだわりは捨てたので要は一緒です。

具材は旬の野菜を入れておけばそれでいいので簡単に集まりました。

作り方も刻んで入れて混ぜて煮るだけなので案外簡単に完成。

後は食べるだけですが、スパイスから作るカレーが必ずしも舌に合うとは限らないという罠。

味の調整は塩のみでするように言われますが醤油や味噌を入れたくなります。

フェヌグリークを抜いた代償によるものなのでしょうか。

もしそうなら取り返しのつかないことをしてしまっていることになります。

煮込む時間を変えてみたり、一晩寝かせてたりで苦なく完食することはできますが、美味しくなったというより慣れてきたという表現の方がしっくりきます。

本場と日本のカレーは別物ということでしょうか。

もしそうなら、インドの方が経営されてるカレー屋さんの美味しさは、本場を捨て日本に寄せているのでしょうか。

カレーは奥が深い。

ここまでするほどスパイスから作るカレーに価値があるかも怪しくなります。

1週間では履歴書に書くに足るカレーは作れないようです。

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