カレールー使えばいいじゃんと言われたら反論できず泣く。

休日に何もしないとソワソワしてしまいます。

みなさんもありますか、そういう日。

私はそんな名前もつかないような1日で終わってしまうのを阻止すべく昼過ぎあたりからいそいそとカレーをスパイスから作り始めます。

半年ほど前に始めたカレー作りですが、食の楽しさより虚しさを埋めるのにうってつけだとは当時思ってもみませんでした。

スパイスから作ろうが過程のほとんどは“火を通す”しかないカレー作りにこれほどまでの達成感があるのはなぜ?

自尊心がスパイスなの?

そんなこんなで本を読み漁り、ほどほどにカレー作りの回数を重ねました。

なんとなくそれぞれのスパイスの風味がわかってきたかな、くらいです。

そのくらいで思うのです。

もしかして“本場”を謳うカレーは私たちの口に合わないのでは?

なんとなく最初に気づきかけますが、もっと上達すれば美味しくなる可能性があります。

でも回数を重ね、本で調べてみるとどうやらそんなもんらしい。

しゃばしゃばで味の調整は塩のみが本場。らしい。

本当の本場のカレー食べたことないけど。そうらしい。

ダシを入れたい。。

もう本場でなくていい。。

味噌をいれてしまいました。

スパイスまでこだわって結局終わりはこんなもん。

さらには牛乳や生クリームもレシピ無視して入れてしまいました。

美味しくなりました。

ダークサイドに堕ちた私のカレーは好評です。

スパイスから作るカレーほどある意味で味の上達がわかる料理はありません。

みんなその場では美味しいと言ってくれますが、次に振る舞うと
『前のは正直美味しくなかった』と言います。

私は知っているのです。

今食べてるそのカレーも“前に比べると美味しい”カレーなのです。

おそらくこれを繰り返した結果が市販のカレールーだと思います。

以前は林檎や蜂蜜入れて何になるんだよと思っていましたが、今はわかります。

めっちゃ入れたいもん。

スパイスからカレー作りそう、と意識高いことを揶揄されてもなお
スパイスからカレーを作ることを夢見てるみなさんへ。

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