冬の切れ間に美保関灯台まで出かけることにしました。
持っていくカメラはFUJIFILMx-pro2。レンズはXF35mmF1.4R。
見た目がかっこよく、レンジファインダー風でEVF対応。首からぶら下げて散歩に出かけたくなるカメラです。
外観レビューありますのでこちらもどうぞ。
フィルムシミュレーションで有名なフジのカメラはそのままjpeg撮って出しでも十分味のある写真が撮影できます。
今回使用した設定を紹介します。
- フィルムシミュレーション クラシッククローム
- グレインエフェクト 強
- ダイナミックレンジ オート
- ホワイトバランス オート
- ハイライトトーン +2
- シャドウトーン +2
- カラー +4
- シャープネス +2
- ノイズリダクション -2
カラーを強く出した、コントラスト高めな設定にしています。
シャープネスを高くし線描写もはっきりさせたので風景や人工物の撮影に適していると思います。
今更ですが、この設定だとクラシッククロームよりPRO Neg Hiの方が良かったかもしれませんね。
ダイナミックレンジは本当は400%固定の設定にしたいのですが、そうするとisoやssが制限を受けて瞬間的な撮影に弱くなってしまうのでオートにしています。
美保関灯台は、石畳が特徴的な美保関の街並みを抜けた先にあります。
高台にあるその灯台は見晴らしがよく、ツーリングにも最適。
灯台横にはオシャレなカフェもあります。
灯台先の展望台は改装中でした。
見上げるほど大きな灯台。
35mmレンズつけっぱなしで来たので全体が入り切らず。
広角レンズが欲しくなります。
手すりがあるので窓から出ることができるのでしょうか。
もしできるなら素晴らしい眺めでしょうね。
灯台を囲うようにできた遊歩道からの眺め。
あたり一面海。
風がよく通るので日差しが強くても肌寒いくらいです。
青々とした草葉の緑と海の青が綺麗です。
灯台までの道中にあった石畳の漁港にも立ち寄ることにしました。
美保関神社や後鳥羽上皇、後醍醐天皇と関わりの深い仏谷寺もあり歴史を感じることのできるスポットになっています。
程よい古めかしさはスナップの写欲を掻き立てます。
昔からそこにあったという名残を感じるとついシャッターを切りたくなるものです。
当たり前のように存在していてちゃんと見たこともなかったものを、足を止めてちゃんと見るとなんだかいつもの景色が違って見えてきます。
そんな時のワクワクを作るきっかけにカメラは最適。
この青石畳通りにはソレがあるようでなりません。
両端を建物で囲まれた青石畳通りは昼間でもどこか薄暗い。
昔ながらの家々は大きなガラス窓がはめられた扉でできていて、歩く自分の姿を等身大で写します。
暗い小路の向こうは海。
道幅ぎりぎりまで敷き詰められた建物は古さも相まって迫力があります。
天気が良いと大山も見えます。
静かでいいところです。
歴史的灯台100選に選ばれた美保関灯台や国の有形文化遺産に登録されている美保神社など、歴史を感じるポイントが至る所に存在している美保関。
時代が移り変わっていく中切り取られたように古き良き景観がその場に残っています。
晴れの日に出かけるのももちろんいいですが、雨の日にもまた来たい。
石畳に打ち付ける雨を眺めるのもまた風流です。
今日紹介したものの他に美保館休館や男女岩など名所たくさんです。
皆さんも一度カメラを持っていらしてみてはいかがでしょうか。